3. 「新人研修、社内で実施するか社外で実施するか」新入社員研修は早期戦力化のカギ

~必ず押さえておきたいポイントとは?~

記事公開日
2021.06.25

この記事のポイント

実施形態のパターンは3つ

研修の実施形態には大きく3つのやり方があります。

1. 社内で社内講師が行う
2. 社内で外部講師を招いて行う
3. 社外の研修に参加する

社内実施の選択基準は?

会社理念や会社の業務についての研修については当然1の形態で行うと思います。

ビジネスマナーやビジネススキルについては、専門の外部講師の方が最新動向を知っていることも多く、社内講師が教えるよりも「学ぶ場」としての切り替えができるのがおすすめのポイントです。
社内で先輩やベテラン社員が新入社員の研修を担当する場合は、企画や準備にかなりのパワーがかかりますので、遅くとも1ヶ月前からは、準備していった方が良いでしょう。

新入社員の人数が20名以上の場合は、2のように社内に講師を招いて実施した方が、社外研修に参加させるよりも研修費用を抑えられことが多いようです。

社外研修に参加するメリット

人数が少ない場合や、専任の教育担当者を確保できない場合は、3のように外部研修に参加することで、社内では担保しきれない知識やスキルを習得させることができます。
また、他企業の新人と切磋琢磨しながら受講することで、より強く社会人としての意識や向上心が生まれたり、今後の社会人生活で刺激し合える同期意識が芽生えるのが心強いところです。
会場の準備なども不要になるので人事担当者にとっては一番負担が少なくなります。

外部講師、研修会社の選択

新人研修、特に最初のビジネスマナーや社会人としての意識の持ち方を身につける研修においては、新入社員研修に知見・実績のある会社を選択することをおすすめします。
よく、「厳しい講師に頼みたい」「新人が萎縮しないように優しい講師がいい」などの声も伺いますが、単に厳しく接したり、逆に学生気分のままの新入社員に寄り添いすぎたりすることが研修効果につながるわけではありません。
理解を深め、職場での応用・実践につながるプログラム構成になっていること、さらには個々の新入社員の様子をしっかり見てフィードバックしていける研修を慎重に選んでください。

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◆新入社員研修は早期戦力化のカギ ~必ず押さえておきたいポイントとは?~
1. 新入社員研修とは
2. 新入社員研修のカリキュラム
3. 社内で実施するか社外で実施するか
4. 新入社員 最初の壁
5. 「最近の新人は」「今年の新人のタイプ」というお決まりトーク