自分の得意分野で創造性を高める! 専門性で勝負するキャリアを築くためのプロフェッショナル思考研修とは?
- 記事公開日
- 2025.10.20

この記事のポイント
社会人としての基盤を築く段階にある新人・若手期を経て、さまざまな経験を積んだ中堅層に入ってくると、どことなく停滞感を覚えることも珍しくありません。また今後のキャリアを考えるにあたり、管理職を目指すよりも特定領域で専門性を高めたいとイメージしつつも、明確なビジョンが描けずマンネリを感じてしまうケースもあるでしょう。こうした行き詰まり感や迷いを解消するには、プロフェッショナルとして常に探求心を持って思考し続けることが重要となります。
この記事では、3時間で学べる研修「プロフェッショナル思考研修(260)」の内容をご紹介します。
「プロフェッショナル思考」が新たな価値創造を促進する
「プロフェッショナル思考」とは、自身の専門分野にしたい特定領域において、自ら発見した法則性や学びなどを言語化して自分なりのアイディアとして蓄積していくことを指します。例えば「営業での新たなニーズの開拓や提案」「商品販促に向けた情報分析」「新規事業の開発」など、専門分野のなかでも新たに進むべき方向性を常に見出す思考回路につながるものです。市場の変化や技術革新が激しく、画期的なアイディアを求められることが多い現代では、幅広いビジネスパーソンにとって「プロフェッショナル思考」が必要となっています。
日常にある情報を敏感に感じ取り本質を見極めるのがプロフェッショナル
毎日の仕事に限らず、日常には自分の興味・関心や感性に引っかかる、あらゆる情報にあふれています。こうした数多の情報を収集し、そこから見出せる新たな気づきを拾い上げて、物事の本質を追究し続けられる人材こそがプロフェッショナルといえます。そこで本研修では、このようなプロフェッショナルとして自分の思考を言語化し磨き続けるために、必要とされる考え方やフレームワークを習得していきます。
「プロフェッショナル思考」の基本から理解して体感できる
まず本研修では、数々の独創的なアイディア開発に使われてきた「プロフェッショナル思考」の基本となる、科学的な考え方に向けたポイントを学習します。以下のようなプロセスを軸として、「プロフェッショナル思考」の基礎知識から身につけていきます。
- 自らを取り巻く情報(仕事に必要なこと、自分が知りたいこと)=「ノイズ」
- 「ノイズ」のなかにある重要な気づき・学び=「シグナル」
- 「シグナル」をつなげて生成される仮説・考察=「星座」(自ら導き出したアイディア)
上記のようなプロセスにて、「自分だけの星座」を生み出すイメージで、科学的に物事を考えるのが「プロフェッショナル思考」となります。さらに「プロフェッショナル思考」で重要となるのが、「自分だけの星座」の根源となる「ノイズ」を日頃から集めておくことです。本研修では、こうした「ノイズ」を収集して自分のなかに蓄積していくことを「蔵」に見立て、些細なきっかけからアイディアが湧く仕組みも学んでいきます。またプログラム内では、他の参加者や講師と議論しながら情報の分類・構造化を実践し、「プロフェッショナル思考」を体感するグループワークなども実施します。
受講後の声
本研修にて「プロフェッショナル思考」を学ぶ効果として、次のような声も上がっています。
- アイディアを出す際の手法を学べた。情報を書き出し、一つひとつの共通点(本質)を考え、アイディアをまとめていく。この作業をすることで、自分の考えがまとまり相手にも説明がしやすくなると思った。
- ノイズのなかに身を置いて日々の気づきを蓄積し、知識・教養・感性を育むこと。それによって新たなアイディアを生み出す礎が構築され、イノベーションにつながる。
まとめ
「プロフェッショナル思考」は、特定領域の専門性を高めるのに欠かせないスキルです。さらにプロフェッショナルな思考により、独自の専門的な地位を確立していくことで、自身の今後のキャリアパスを見出すヒントにもできます。プロフェッショナルとしての思考法を身につけ、ビジネスパーソンとしての価値を向上させたい場合には、ぜひ本研修を活用してみてください。
◆本記事でご紹介した研修
プロフェッショナル思考研修(260)