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類推の力で新たな「ものの見方」を手に入れ、既存の枠組みを超えた仮説を生み出す
「アナロジー」とは、類似点から他を推測する方法で、論理だけで解決しづらい課題に有効な考え方です。本コースでは、異分野の理論や事例を参考に、新たな視点やアイデアを生み出す考え方を学びます。
講師
橋本 英人
プロフィール
既存の枠に捉われずに発想するためのアナロジカル・シンキングを学んでいく3時間プログラムです。
アナロジーとは「類推」のことで、類似の点をもとに他を推しはかることをいいます。
たとえば、「あの人は猫っぽい」と考えている時には、猫の特徴とその人の特徴の類似点を捉えて「猫っぽい」と判断しています。
また、初めて使う新商品を手にした時に、説明書がなくてもある程度使えることが多いのは、別の商品と類似する構造や機能を覚えていて、そこから類推して適応しているためです。
このようにアナロジーとは、既知の領域の情報を借りてきて当てはめることで、未知の領域を考えたり仮説を立てたり行為ともいえます。
本コースでは、あまりにも日常的で無意識に行なっているアナロジーの力を自覚し、意図的に活用していくための考え方と方法を学びます。
アナロジカル・シンキングは、既知の領域の「何を抽出して借りてくるか?」、未知の領域の「どのように当てはめるか?」を考えるプロセスにおいて、必ず一人ひとりの「ものの見方」が立ち上がります。
自分なりの視点やものの見方を得て、既存の枠組みを超えたアイデアや仮説を生み出す方法をお伝えしていきます。
受講後には以下の状態を目指します。
●類推(何かと何かが似ていると思うこと)を習慣的・意識的に行なうことのイメージが持てた
●分析的な思考や既存の枠組みにとらわれない、柔軟なものの見方を意識するようになった
●既知の領域の情報を借りてきて未知の領域に当てはめるという仮説立案の方法がわかった
●アナロジカル・シンキングの上達方法を理解し、これからやってみようと思った
担当講師が変更となる場合がございますのでご了承ください。
<受講対象者>
イノベーティブなアイデア発想や仮説立案を求められている方/ロジックだけではたどり着けないアイデアや仮説の見つけ方を知りたい方/いつもと違った「ものの見方」を採り入れて視野を広げたい方におすすめです
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既知の領域を未知の領域に当てはめて置き換えて考えることによって、新たな側面に気づき新しい発想に繋がるということは初めて知りました。新規施策の検討が頭打ちで苦しんでいましたが、改めて検討してみようという気持ちになれました。
ロジカルシンキングが限界に来た時にアナロジカルシンキングを活用するということ。特に「地」「図」のようにモノの見方を強制的に変えるということは意識したことがなかったので、今後はそれを活用できるようにしていきたいです。
短い時間でしたが、興味深い内容でした。社会人経験や年齢を重ねてくると、思考方法が固まってきてしまったり、価値観を変えていくことがなかなか難しいものですが、こういった新しい視点や考え方を学習することはよい刺激になると思います。
人によって、様々な人生経験がある中で、物の見え方や考え方が違うことが良くわかりました。その上で、今回のグループディスカッションでもみなさん意見が違うので面白かったです。あらゆる状況において、想像を含まらせることの重要さが理解出来ました。
inputからoutputの間にある「連想・要約」が特に大切であるとこに気づきました。「連想・要約」をしていくための型として、「地と図」・「アーキタイプ連想」等を活用して、連想・要約する力を身に着けていきたいとおもいます。
橋本 英人 (ハシモト ヒデト)
アナロジカルシンキング(211)